伊陸天神祭り(別名 牛天神)

百七十年以上の歴史と伝統のある伊陸天神祭り、菅原道真公が配祇されている伊陸氷室亀山神社で例年4月最初の日曜日に行われる。農作業で最も重宝され、また700Kg近くの成牛にし貴重な現金収入ともなり伊陸(昔 伊賀地と呼ばれていた)地区農家の牛への思いと地域振興を兼ね天神祭りを祝った。昨今、農家では農作業もトラクター等で「牛」も見ることがなくなった。最盛期 御網代輿を引く輿引牛を先頭に20頭余りの寄進牛とお旅所まで旗、指物、薙刀、大小筒、馬の背に米俵と8升重ね餅などなど奉物を捧げ練り歩いたものです。参道両脇には出店が軒を連ね、参拝客や見物客で立錐の余地もないほどの賑わいを見せていました。今、3頭の寄進牛で祭典、奉納は続けられています。


牛天神
出番を待つ本日の主役
御網代輿 御旅所まで出発
御旅所 御旅所での祭典
帰路までのひと時


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