SL通達

SLレースの規則変更について
最新の規則が有効となります。

2013年柳井シリーズ第1戦からレース終了後の再車検を抜き打ちで行います。

2013/06/12 ガスケットについて
2013/06/12 ピストンサイズについて
2013/06/12 バッテリー取り付けについて
2013/06/12 カデットオープンクラスの統一解釈
2013/06/12 TCIローターについて
2013/06/12 認定車両の追加
2013/06/12 スキシュエリア測定の改定
2013/02/18 SL 通達182TIAブレーキローターハブ、マスターシリンダー
2013/02/20 SL 通達183KTベースガスケット改訂
2012/12/24 SL通達01802013SL規則重要変更点.
2012/12/24 スキッシュエリア計測について

《2013SLメンバーズブック記載内容訂正》 ガスケットについて

2013SLメンバーズブック 63ページ最下部における液体ガスケットの使用について、使用不可となっ
ておりましたが、下記の通り変更させて頂きます。

【変更箇所】 2013SLメンバーズブック 63ページ最下部
3、SLO公認の調整用の銅ガスケット 3種いずれかを組み合わせ調整
[注意]ガスケットから圧縮漏れが確認されても、液体ガスケット(パッキン)などの使用は
認められません。

【変更内容】

3、SLO公認の調整用の銅ガスケット 3種いずれかを組み合わせ調整
[注意]液体ガスケットの使用は認められます。

<適用時期>
2013年 7月以降


《2013SLメンバーズブック記載内容訂正》ピストンサイズについて

2013SLメンバーズブック 63ページ、“第 2章エンジン ●ピストン”における記載にて、ピストン
サイズの指定がございましたが、下記の通り変更させて頂きます。

【変更箇所】 2013SLメンバーズブック 63ページ

● ピストン
ピストンサイズは 52.55mmまで可能とし、ピストンおよびリングのオーバーサイズ純正部品への変更
が認められます。ピストンはヤマハ純正品: 787-1163※-15(または 05)、787-1163※-13(または 03)
品および KT100FP用の 7YG・・・(以下省略)
【変更内容】
ピストンサイズは 52.55mmを削除

<適用時期>
2013年 7月以降

《2013SLメンバーズブック記載内容訂正》バッテリー取り付けについて

2013SLメンバーズブック 61〜62ページ、車両規定【細則表】における“バッテリーおよび取り付け”
に関して取り付け場所を指定しておりましたが、下記の通り変更致します。

【変更箇所】 2013SLメンバーズブック 61〜62ページ
項目:バッテリーおよび取り付け
メーカー出荷状態に搭載されているバッテリー本体の変更は可。但し、SEC純正か一般市
販のバッテリーホルダーを用い、バンド、ボルト・ナット、インシュロックなどでしっか
り強固に固定し装着すること。取り付け位置は、フレーム本体の左側、シート裏や横とし
ます。カウル類、フロアパネル、クロスメンバー、サイドボックスステーなどへの装着は
禁止されます。

【変更内容】
項目:バッテリーおよび取り付け
メーカー出荷状態に搭載されているバッテリー本体の変更は可。但し、 SEC純正か一般市
販のバッテリーホルダーを用い、バンド、ボルト・ナット、インシュロックなどでしっか
り強固かつ安全に固定し装着すること。取り付け位置は、フレーム本体の左側、シート裏
や横とします。カウル類、フロアパネル、クロスメンバー、サイドボックスステーなどへ
の装着は禁止されます。

<適用時期>
2013年 7月以降

YAMAHAカデットオープンクラス車両規定における統一解釈について

2013SLメンバーズブック 57ページ冒頭、YAMAHAカデットオープンクラス“リアアクスル装置”
における用語解釈についてご連絡致します。



【該当箇所 規定文】
“メーカー純正品シャフトを使用(30φmm以下)※品番はメーカー別パーツカタログに記載されてい
るもの。シャフト長 960mm以下で改造、変更、加工禁止”

【解釈】
規定文中の “メーカー純正品 ”とは、例としてA社のフレームに対して同一メーカーA社の純正品シ
ャフトを使用するという解釈となります。
すなわちA社のフレームに対し、B社のメーカー純正品シャフトを組み合わせて使用されることは規
定に反する解釈となりますのでご注意下さい。

A社フレーム + A社純正品シャフト = 可
A社フレーム + B社純正品シャフト = 不可

《2013SLメンバーズブック記載内容訂正》TCIローターについて
2013SLメンバーズブック66 ページ、“●点火系統”におけるTCI ローター図中の数値表記に誤りが
ございました。下記箇所のご訂正をお願い致します。

【訂正箇所】 2013SLメンバーズブック 66 ページ
●点火系統 図中 直径数値
※図中の直径数値が80φmm と表記されておりましたが、正しくは60φmm です。
60φmm


《YAMAHAカデットオープンクラス SLO認定車両の追加》
下記の登録申請があり、YAMAHAカデットオープンクラス車両として認定しました。

【 追加認定 】

■FK MINI950ホイールベース :950mm チューブ : 28mm リアアクスル :30mm
申請者:(株)栄光
販売元:(株)栄光



適用時期: 即日(各主催者は次回のレースより)
以上

《2013SLメンバーズブック記載内容訂正》スキッシュエリア計測の改定

標記の件、2013SLメンバーズブック 63〜64ページ、“●スキッシュエリアの規定”に関
して、“簡易計測方法”を記載しておりましたが、計測時の統一解釈を図るため、記載方法
を変更致します。

【変更箇所】2013SLメンバーズブック 63ページ中段〜64ページスキッシュエリアの規

YAMAHAカデット、 YAMAHAカデットオープンの両クラスを除く、全クラスでスキッシ
ュエリアの確保が規制されます。(〜中略〜)※これによって、『シリンダーヘッドガスケ
ットの厚み 0.4mm以上あること』という規定はなくなります。簡易検査の方法として、次
の検査を実施する事が認められます。プラグホールから 3.0mm以上のハンダを入れ、ドラ
イブ側もしくは電気側のどちらか一方を計測し、2.3mm以上あれば検査合格とします。
(〜中略〜)

プラグホールから 3mm以上2.3mm未満→再計測→両側計測→4.5mm以上→ 検査合格

のハンダ挿入し片側を計測 2.3mm以上 →検査合格

4.5mm未満→検査不合格
(64ページ)

○ 計測方法<簡易計測方法>
プラグホールから 3mm以上のハンダを挿入し、排気ポートに対し直角方向の指定された箇
所(ドライブ側と、電気側のいずれかのスキッシュエリア)にセットし、クランクシャフ
トを1回転させ、潰れたハンダの厚みを計測します。潰れたハンダの厚みが 2.3mm以上あ
ればスキッシュエリアの検査は合格とします。
<両側計測方法;簡易検査で片側 2.3mm未満の場合>
(〜中略〜)
スキッシュエリアの簡易計測手順
Aプラグを外し、ホイールから排気ポートに対し直角方向のドライブ側または、電気側の
いずれかの所にハンダを挿入します
Cつぶれたハンダのドライブ側、電気側のいずれかの厚みが 2.3mm以上あればスキッシュ
エリアの検査は合格とします

スキッシュエリアの計測手順 ※簡易検査で数値が不足した場合

【変更内容】

● スキッシュエリアの規定
YAMAHAカデット、 YAMAHAカデットオープンの両クラスを除く、全クラスでスキッシ
ュエリアの確保が規制されます。(〜中略〜)※これによって、『シリンダーヘッドガスケ
ットの厚み 0.4mm以上あること』という規定はなくなります。簡易検査の方法として、次
の検査を実施する事が認められます。プラグホールから 3.0mm以上のハンダを入れ、ドラ
イブ側もしくは電気側のどちらか一方を計測し、2.3mm以上あれば検査合格とします。
(〜中略〜)

プラグホールから 3mm以上
のハンダ挿入し片側を計測
2.3mm未満→再計測→両側計測→4.5mm以上→
2.3mm以上 → 4.5mm未満→検査不合格
検査合格
検査合格
(64ページ)

○ 計測方法<簡易計測方法>
プラグホールから 3mm以上のハンダを挿入し、排気ポートに対し直角方向の指定された箇
所(ドライブ側と、電気側)にセットし、クランクシャフトを1回転させ、潰れたハンダ
の厚みを計測します。ドライブ側、電気側それぞれを計測し、潰れたハンダの厚みの合計
が 4.5mm以上とします。
<両側計測方法;上記検査方法で合計が 4.5mm未満の場合>
(〜中略〜)
○ スキッシュエリアの簡易計測手順
Aプラグを外し、ホイールから排気ポートに対し直角方向のドライブ側および、電気側の
両方にハンダを挿入します
Cつぶれたハンダのドライブ側、電気側の厚みの合計が 4.5mm以上あればスキッシュエリ
アの検査は合格とします
スキッシュエリアの計測手順 ※上記検査で数値が不足した場合
<適用時期>
2013年 7月以降


平成25年2月18日

《 TIA ブレーキローターハブ・マスターシリンダー 追加承認について 》

YAMAHA TIAジュニア、YAMAHA TIAクラスの指定シャシーに標準装着の
ブレーキローターハブ・マスターシリンダーがメーカーモデルチェンジに伴う部品供給不
可の為変更となります。
マスターシリンダーはカラー変更、ブレーキローターハブはカラー変更及びストッパーボ
ルトの脱落を防止するセーフティーボルトの追加で、旧モデルと性能差はありません。 こ
れにより現行部品のほかに、今回のフリーライン新型部品の使用を承認いたしますので、
SL カートミーティングにおいて使用を認めるよう周知徹底をお願いいたします。
尚、いままでの純正ブレーキローターハブ、マスターシリンダーは継続使用可能です。

【 TIAのブレーキローターハブ・マスターシリンダーの仕様変更 】
○ ブレーキローターハブ 旧品番 2988.00.17 新品番 2988.00.17-BL
変更点:カラー変更、セーフティーボルト追加 本体にFREE LINEの刻印あり
○ マスターシリンダー 品番変更無し 10.6406.00
変更点:カラー変更 本体にFREE LINEの刻印あり
SLO判断:前仕様と比較して走行性能に特別の差異はないと判断し、追加承認とする。
【 適用時期 】
3 月生産品以降予定 以上

平成25年2月20日

《 メーカー生産仕様改訂とそれに伴う措置について 》

ヤマハモーターパワープロダクツ(株)ではKT100SD系エンジンのシリンダーガス
ケット(ベースガスケット)を、下記の通り仕様改訂します。
つきましては、SLカートミーティング各クラスにおいて、改訂品の使用を認めること、
を車検担当者に徹底をお願いいたします。

【 新型ガスケットの使用ならびに現行品の加工許可 】
メーカーの仕様改訂に伴い、改訂品の使用を認める。
また、現行品の使用も引き続き認める
■ 適用時期: 4月1日以降生産組み込みより
■ 改訂品の内容
現行品 改訂品
品番 7YK−11351−00 7YK-11351−01
ガスケットの角(2箇所)がクランクケースの合い面より外側に出るようになります。
※赤色の部分が合い面の外側に見える
改訂時期 部品販売 2013年4月頃より順次移行
当該部品装着エンジン生産 2013年4月より
以上

平成24年12月25日

《 2013年SL規則変更点(重要) 》
2013年SL規則につきまして、ただ今手帳を作成いたしております。発行は来年の
1月予定となりますのでよろしくお願いいたします。
発行に伴い、2013年度SL規則の変更の中で下記の項目につきましてはユーザー様へ
の混乱を防ぐ為に、事前連絡をさせていただきます。
来年1月より適応となりますのでご理解、ご了承頂きます様よろしくお願い申し上げます。

【 エンジン登録台数について 】
競技に使用するエンジンの登録台数が1台となります
■ 適用時期: 2013年1月1日より
【 車両検査について 】
YAMAHAカデット、YAMAHAカデットオープンの両クラスを除く、全クラスでスキッシュエリアの
確保が規制されます。

SLカートミーティングで使用するKT100エンジンの、ピストンドライブ側と、ピストン電気側の両サ
イドのスキッシュエリア数値2カ所を計測し、その数値の合計が4.5mm 以上あることとします。
メーカー出荷状態で装着されているシリンダーヘッドガスケット(品番:7ET-11181-10)1枚の状態
で数値が確保できない場合は、現状部品発売している、メーカー純正の7ET-11181-10 ガスケット
または、SLO 公認(銅製の3種類)調整用ガスケットのいずれかを用いて、スキッシュエリア数値を
規定内で確保してください。
※これによって、『シリンダーヘッドガスケットの厚み0.4mm 以上あること』という規定はなくなりま
す。
計測方法等は各レース主催者の判断となりますので参加レースの主催者へご確認下さい。
■ 適用時期: 2013年1月1日より

【 新規部品追加について 】
下記の部品が装着可能となります。
TIAリアハブ 5800.00.34-BL
TIAスプロケットハブ 5850.00.04-BL
TRYスプロケットハブ 5850.00.01-BL
※ 上記以外にも変更点がございますので、2013規則書がお手元に届きましたら
ご確認をお願いいたします。
以上


スキッシュエリア計測について 》

YAMAHAカデット、YAMAHAカデットオープンの両クラスを除く、全クラスでスキッシュエリアの確保が規制されます。
SLカートミーティングで使用するKT100エンジンの、ピストンドライブ側と、ピストン電気側の両サイドのスキッシュエリア
数値2カ所を計測し、その数値の合計が4.5mm 以上あることとします。

メーカー出荷状態で装着されているシリンダーヘッドガスケット(品番:7ET-11181-10)1枚の状態で数値が確保できない場
合は、現状部品発売している、メーカー純正の7ET-11181-10 ガスケットまたは、SLO 公認(銅製の3種類)調整用ガスケット
のいずれかを用いて、スキッシュエリア数値を規定内で確保してください。
※これによって、『シリンダーヘッドガスケットの厚み0.4mm 以上あること』という規定はなくなります。
地域によって検査時間短縮をはかるため、シリンダーヘッドを開けることなく簡易検査を行うことも可能です。
その場合、ピストンドライブ側とピストン電気側いずれかのスキッシュエリアは2.3mm 以上とします。
○調整用ガスケット 2種
@メーカー純正のKT 用:7ET-11181-10 (アルミ製で0.4mm 厚) ASLO 公認の調整用ガスケット
※ヤマハ純正部品取扱店で販売
銅製で0.05mm、 0.1mm、 0.2mm の3種あり
※カートショップにて販売
○使用組み合わせ例
調整用のガスケットは指定されたものであれば枚数や組み合わせに制限はありません。
1、純正のアルミガスケット(アルミ製で0.4mm 厚)のみを1 枚か2 枚以上いれて調整
2、純正のアルミガスケット(アルミ製で0.4mm 厚)とSLO 公認の調整用の銅ガスケット(サイズいずれか)を組み合わせ調整
3、SLO 公認の調整用の銅ガスケット3 種いずれかを組み合わせ調整
[注意] ガスケットから圧縮漏れが確認されても、液体ガスケット(パッキン)などの使用は認められません
○計測方法
<簡易計測方法>
プラグホールから3mm 以上のハンダを挿入し、排気ポートに対し直角方向の指定された箇所(ピストンドライブ側と、ピスト
ン電気側のいずれかのスキッシュエリア)にセットし、クランクシャフトを1回転させ、潰れたハンダの厚みを計測します。
潰れたハンダの厚みが2.3mm 以上あればスキッシュエリアの検査は合格とします。
<両側計測方法;簡易検査で片側2.3mm 未満の場合>
ヘッドシリンダーを取り外し、3mm 以上のハンダをピストン上部に指定の方法(下図参照)でセットします。
再度、ヘッドシリンダーを規定トルク 【23・18N・m(2.3・1.8kg・m)】 で締めて装着したのち、クランクシャフトを1回転させ、
潰れたハンダの厚みを精度の良いノギスなどで計測します。
指定箇所左右の合計が4.5mm 以上で合格とします。
※使用するトルクレンチは精度の出ているものをご使用ください
ハンダセット位置
注)ピストンおよび燃焼室に固着したカーボンが原因で規定数値がクリアできない場合、失格となります。
電気側 ドライブ側
プラグホールから
3mm 以上のハンダ挿
入し片側を計測
検査合格
再計測 両側計測 検査合格
2.3mm未満
2.3mm以上
[簡易計測方法]
4.5mm以上
検査不合格
4.5mm未満


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